2010年、アパレル系の会社を経営していた際にオフィス以外の場所でPC作業をする機会がちょこちょこありました。
せっかくならスタバでかっこよく仕事をしている風にしたいということで、カフェ好きだったのもあり色々なカフェに行って仕事をするようになります。
当時はネットブックという今はなき小型ノートPCを使っていて、今ほどバッテリーの性能が高くなく、驚くことに45分しか電池がもちませんでした。そのため、充電しないと何もできない。。。
必要に駆られて、最初はアメブロに充電できるカフェの情報を自分のためにまとめていたところから、充電可能なお店のこと事を「電源カフェ」と名付け、充電可能なカフェ=電源カフェとして、情報をまとめたサイトの運営を開始したことが始まりです。
「平日はオフィスに出勤して土日に休む」「定年まで勤め上げる」「終身雇用で安定した生活を築く」という従来の働き方だけではなく、人それぞれ色々な選択肢があります。本格的にそういう時代になってきており、これはただのトレンドではなく、時代の流れであり、政府も方針として打ち出しています。
自分に適した働き方、遊び方、動き方がしやすくなったことで、人は一段と自分に合った「場所」を探すようになります。「場所」の中で大きな1つのカテゴリーがお店だと考え、電源カフェは「人と場所をデータとテクノロジーでつなぐ」ものになると決めました。具体的には、「目的を持ってカフェやレストランにいく人に最適なお店を提案する」と表現しています。
それぞれの目的を持つ人たちにとって最適なお店とはどういうことか?どんなデータが必要なのか?ということを考えてシステムを再構築した上で、主にスマホでの利用シーンを想定して設計しています。
今後は、日程調整ツールの「ScheCon」と連携し座席予約機能を備えていくなど、次のフェーズに向けてサービス展開を進めています。