AIを活用した歴史のデータベース
2017年の現代においても、歴史の情報は書籍を読む以外に取得する方法がほとんどありません。
例えば、
「チンギスハーンはどのようにして世界帝国を築いたのか?」
「三蔵法師はなぜ命をかけてまで仏教経典を持って帰りたかったのか」
「フランス革命により世界はどう変わったか」
これらの問いに対する答えは数冊の本を読むか、
もしくはWEB上でソース不明の情報を読むしかありません。
上記の例に限らず、歴史情報として膨大な情報があります。
現代人にとってもそれはなんらかの形で必ず価値のある情報です。
その価値は人によっては、「感動する」かもしれないし、「自分の生きかたの参考になる」かもしれないし
「好奇心を満たしてくれる」かもしれません。
これらの膨大な価値ある情報を自然言語処理(AI)の技術を使うことで、
歴史に関する記述構造を機械的に理解し自動でデータベース化していきます。
大きくマクロとミクロの2つのデータベースに分け
マクロデータは地図上に配置し、Google Earthを見るかのように世界のどこでどの時代に何が起こっていたのかを
俯瞰して見られるようなインターフェイスにします。
ミクロデータは人物情報を中心にまとめ、知りたいテーマで絞って検索して見られるようにします。
1、マクロ的な社会情報
→宗教分布や人口、戦争や政治など
★Google Earthのようなマップインターフェイスで時代別に各情報を見られる
2、ミクロ的な人物情報
→人生のタイムライン
→人物別のキーワード
★知りたいテーマ/側面に関しての書籍の記述が表示される
さらに上記のデータベースとインターフェースを
他社のサービスに解放し、例えば観光アプリが観光先の歴史も同時に表示させたり、
ニュースメディアがニュースのルーツになっている歴史を表示させるなどの活用を考えています。