私の両親が今も健在だとしたら79歳になりますが、父は63歳、母は66歳で亡くなりました。当時、長野の実家で離れて暮らす母とは何年も会うことがなく電話で話す程度でした。くも膜下出血による突然死でした。
この日本には一人暮らしの高齢者が約700万人(令和2年)います。
社会的に孤立した一人暮らしの高齢者は社会参加する機会が減り、家に閉じこもりがちな傾向があると思っています。 家に閉じこもって生活不活発な状態が続くと、食欲低下、栄養の偏り、筋力低下、認知機能低下などの症状が見られ、フレイル状態に陥ります。早期にフレイル対策をとらなければ重症化し、要支援・要介護、さらには孤独死に至るケースもあります。
メディウェイズは、オンラインツールを活用して高齢者の社会的孤立や孤独死、社会保障費の増加といった社会課題を解決するサービスを提供しています。
一方、士業、不動産業、保険業など潜在ニーズの掘り起こしが必要な事業者(スポンサー)と会員を繋ぐことで、スポンサーの販路開拓の支援を行います。
高齢者に特化した日本で唯一のオンラインフィットネスサービス『ケアタス』を展開しています。主力サービスは高齢者向けのオンラインレッスンです。Zoomを使用して、パソコンやタブレット、スマートフォンからレッスンを提供し、自宅にいても気軽に運動できる習慣を提供します。
1回30分の運動指導をオンライン(ビデオ通話)で提供します。リアルタイムなので、インストラクターや他の参加者とのコミュニケーションを取りながらのレッスンが特徴です。運動は動画を見てもらうだけでは継続しにくく、習慣として定着するのは難しいといえます。リアルタイムでのコミュニケーションの場を設けることで、人とのつながりができ、楽しみながら運動を習慣化しやすくなります。
そして前述のスポンサー制度を導入し、シニア世代にアプローチしたい事業者の支援により、主役である高齢者は金銭的な負担を極力軽減させます。ポイントを付与することで、参加モチベーションを高めます。