私は2013年にタイ・バンコクでAyasanを創業し、東南アジアで10年以上にわたり、メイド、ベビーシッター、介護、清掃といった生活支援サービスを通じて、ブルーカラーワーカーの地位向上と社会的価値の創出に取り組んできました。タイ、インドネシア、ベトナム、ラオスでは10万人を超える人材ネットワークを構築し、家庭・企業の双方に安心と信頼を提供してきました。
この経験から、労働力不足や外国人家庭のサポート需要が急速に高まる日本でも、同様の仕組みが必要だと感じ、Ayasan.jpを立ち上げました。
Ayasan.jpは、アジアで培った人材育成ノウハウとテクノロジーを融合し、日本社会の多様な家庭・企業のニーズに応える新しい社会インフラをつくることを目的としています。私はこの事業を通じて、「働く人・雇う人・社会」すべてが豊かになるモデルを日本から世界に広げていきたいと考えています。
Ayasan.jpは、東南アジアで築いた人材ネットワークとテクノロジーを融合させ、日本国内で信頼性の高いサービスを提供しています。まず、海外拠点で育成した経験豊富なメイド・ベビーシッター・介護士・ドライバーなどの人材を厳選し、日本の家庭や企業のニーズに合わせてマッチング。全ての登録スタッフは身元確認・トレーニング・言語面のサポートを経て派遣され、英語対応も可能です。
また、予約から支払い、スタッフ管理までをオンラインで完結できるシステムを自社開発し、効率的かつ透明性の高い運営を実現。これにより、利用者は安心してサービスを依頼でき、ワーカーも安定した収入と職業訓練の機会を得られる仕組みを構築しています。さらに、東南アジア現地チームと日本側の運営チームが連携し、教育・品質・サポート体制を常にアップデート。Ayasan.jpは単なる派遣事業ではなく、「人と社会をつなぐ国際的なプラットフォーム」として成長を続けています。