【産経新聞・奈良版】介護施設入居者が働き手に 生きがいにも 奈良
介護施設に入居する要介護高齢者が働いて得た報酬で、自身の介護費用の負担を軽できる取り組みをあをに工房合同会社(奈良市)が近く本格化させていく。要介護高齢者にとって働くことが新しい選択肢の一つになればとの期待を込める。
2019年4月中旬、サービス付き高齢者住宅「リールホーム宝来」で行われた、軽作業のトライアルを取材。81~90歳の入居女性3人が、吉野産ヒノキのおがくずを使ったバスハーブづくりに挑戦した。
高齢者施設の入居者や家族にかかる介護費用の経済的負担が大きいという、日本の社会的課題の解決を目指すと同時に高齢者の生きがい創出も望む。この仕組みを要介護高齢者の就労のために全国に広げ福祉の世界を変えていきたいと意気込んでいる。
【参照】https://www.sankei.com/life/news/190604/lif1906040004-n1.html