私は16年間、東京の石油会社や外資系企業でグローバルに働いていましたが、2016年に奈良に戻り父の会社の後継ぎとして介護業界に身を投じました。そこで「増加し続ける社会保障費」「生きがいを失った高齢者」「子ども世帯への経済的負担」など日本の高齢者を取り巻く現状に直面し、迫りくる未来に危機感を覚えたのです。私が何とか現状を変えたい、課題を解決したいと2019年に「あをに工房」を設立しました。
当社の理念は「笑いと感動に包まれた愛情溢れる社会を創ります」です。多様な世代や背景をもった人財が楽しみながら新しいアイデアを積極果敢に出し合える環境を大切にしています。まだまだアナログ色が濃い高齢者介護の現場ですが、最新のテクノロジーを導入して関わる人すべてを笑顔にしたい。あをに工房でこれまでにない超高齢社会の新しい働き方プラットホームを作り、広げることで日本の介護を変えていきます。
あをに工房に従事する高齢パートナーの能力、意欲を活かした、収益性の高い製品・サービスの開発。
・要介護高齢者にマッチする仕事を探し、業務の再委託として実際に仕事ができるまでサポート
・高齢者一人ひとりができることを把握し、最も生産性の高い仕事を実施。品質も担保
・介護の枠組みの中でケアの一環という域を出て高齢者の仕事をデザイン
・介護施設が製造業になるというブルーオーシャンの市場です
・入居者のうち3分の1程度が従事。日本全国では20万人の働き手が生まれる700億円の市場規模です