当社は、特許業務法人の代表であった弁理士の白坂一(代表取締役)が2015年9月11日に創業しました。当初は知的財産に関する調査やコンサルティングを中心にサービス提供していましたが、弁理士としての対応や当社事業を進める中で、多くの企業から人手に頼る部分が多い知的財産業務の効率化を図りたいという要望をよく相談されました。この課題を解決するために、自身が企業の知財部で勤務した経験、弁理士としての知見、更に多くの企業からのヒアリングを通して「AIが特許調査を行い特許性評価が短時間で行えるAI搭載型のシステムを提供し知財業務のデジタルシフトを加速させたい」と考え、人工知能(AI)を活用したソフトウェア「AI Samurai(特許審査シミュレーションシステム)の開発に至りました。「オリジナリティを守る特許でビジネスを成功に導く」をミッションに掲げ、特許出願のDX化を実現させたいと考えております。
AI Samuraiの販売ターゲットは、「専門的なスキルや知識がなくても利用できるツール」という製品の特殊性を売りに、企業の知財部や特許事務所のみならず、研究開発部門を視野に入れています。またさらなるイノベーションが求められるニューノーマルな時代において、クラウドWebアプリケーションである「AI Samurai」はテレワークやリモートワークに最適な発明支援及び特許調査のデジタルシフトを加速させるシステムであり、社会的な貢献度も高いといえます。今後は、特許調査から明細書の作成支援まで一連の特許業務を網羅するプラットフォーム化へ向けてシステム拡張にも取り組んでおります。日本の知財業界がより明るく、また発明創出の活性化を促進するシステムとなるべく新規開発に邁進しています。