ユーザとのデジタル接点は、今後、多くの技術が採用されていきます。AIICOは、これらのデジタル接点の進化への対応を見据えており、I/O・ネットワークを含めた開発・検証を弊社内で進めていきます。全ての根幹は、「ユーザを深く理解し、どこでも寄り添う自動AIマシナリー」を開発し続けることです。今後、様々な領域へIoT・AIの導入が進み、生活者の環境は大きく変化していきます。AIICOは、ユーザの理解と接点の最先端を走り、今までにない消費生活体験を生み出し続けるため
AIICOは、筐体のほぼ全面にデジタルスクリーンを配置した、異色のIoT端末です。異色である所以(ゆえん)は、ブランドPR・商品陳列・ユーザインタラクション・購買体験・センシングのほぼ全てがこの「AIICO」で完結する点にあります。従来より、デジタルパネルによる商品陳列と選択・購買が行える自動販売機はありましたが、「AIICO」はそれを更に拡張し、ユーザの購買行動を賢く解釈することで、より進んだ「One to One マーケティング」と、ダイナミックなブランドPRが行える自動販売機になっています。AIICOで取り扱う商品は、単なるコモディティではありません。ブランドPRと掛け合わせて魅力を最大化するための仕掛が工夫されています。例えば、高付加価値の自然派缶詰「カンナチュール」の場合、高品位生活を志向するユーザの意図をデータから読み取り、AIICOムービー・パネルのコンテンツで共感と購買意欲を演出しつつ、購買・消費へとつなげていきます。また、「AIICO」はブランド試供品の配布にも適しているため、当該ブランドにあったPRを掲載しつつ、ユーザのストーリーにあった試供品配布を行えます。