コロナ禍で外出できないもどかしさ、学べないもどかしさ、文化の危機を痛感しました。それを解決するのにVRが最適だと考えました。3D映像なので普通の映像に「体験」を付加でき、その場所に行けなくても体験した気になれる、なくなってしまうものもアーカイブできる。その利点を生かして社会貢献していきたいと思っています。
「映像のできる社会貢献」を理念においています。元々は監督業をやっているのでフィクションが多く、それは娯楽の分野であり、社会貢献でも一番最後に来る部分です。映像には人々の暮らしを豊かにできる、その事を理解し高いクオリティで制作できるのだから、もっと前線・直接的な社会貢献をクリエイターが担っていくことが今後の映像業界の在り方だと考えています。