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2015.11.13
INFO

Tunnel株式会社、約2億円の資金調達。アイ・マーキュリーキャピタルとSMBCベンチャーキャピタルが新たに株主に。月間ユーザー数100万人、投稿写真数100万枚を突破。

部屋の実例写真の共有サービス「RoomClip(ルームクリップ)」を運営するTunnel株式会社(トンネル、東京都文京区、代表取締役社長 髙重正彦)は、このたび、アイ・マーキュリーキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合、フェムトグロースキャピタル投資事業有限責任組合を割当先とする第三者割当増資を実施して約2億円を調達しました。
 今後エンジニア、セールス、マーケティングなどの人員を強化し、「国内最大の暮らしと住まいのプラットフォーム」の実現に向けた事業拡大を加速します。

■RoomClipとは

 部屋は人の暮らしの中心であるにも関わらず、従来、他の人の部屋のセンスやノウハウを知る機会は極めて限定されていました。RoomClipはスマートフォンやタブレットの普及という時代の変化をとらえ、「部屋の中に埋もれていた創造性を社会に解き放つことで、世界中の暮らしをよりクリエイティブに変える」ことを目的としています。

 現在、RoomClip上の部屋の実例写真の投稿数は100万枚以上、月間100万人を超えるユーザーが一ヶ月に総計1.5億枚の写真を閲覧しており、住宅・インテリア関連では国内最大のCGM(ユーザー生成メディア)となっています。
多くのユーザーが「人が住む部屋の写真」を見ながら、商品購入の意思決定や、住生活のレイアウトに活用しています。

■今後の事業拡大について

 調達した資金を元に下記を進め、3年後には2500万人のユーザーが使う「国内最大の暮らしと住まいのプラットフォーム」に成長させます。

1.最新のテクノロジーを活用したプロダクトの拡充

 蓄積された膨大な閲覧データや行動データ(いわゆる「ビッグデータ」)に基づく、写真の検索やレコメンデーションの最適化を進め、さらに快適な閲覧体験や意思決定を可能にします。
また「家の中の写真」と「写っている商品の情報」のデータを紐付けることで、実例写真を見ながら自分が欲しい商品や設備を発見・購入できるという、これまでにない購買体験をできるようにします。
画像解析など最新の技術についての調査研究も進め、サービス体験の向上に活かします。
2.住関連企業による利用の促進

 これまでイケア・ジャパン株式会社や株式会社ニトリ、株式会社カインズ、株式会社山善などの大手企業が、ブランディングやマーケティング、顧客獲得、売り場改善などでRoomClipを活用しています。
今後は住宅/住宅設備や不動産、生活雑貨など、より幅広い分野の企業との取り組みを加速し、住まい・暮らし関連企業と生活者をつなぐ唯一無二のプラットフォームを目指します。
直近では2016年初にインフィード広告を開始し、効果的な広告メディアとしても活用していただけるようにいたします。

※参考:これまでの大手企業によるRoomClip活用事例
投稿キャンペーン(株式会社ニトリの事例)
実例写真のECサイトでの二次利用、商品開発(株式会社山善の事例)
その他下記のような事例があります。
実例写真を活用したプレミアム記事広告
実例写真の店頭POP利用
3.テレビ局/雑誌/ネットメディアとの連携強化

 100万枚以上の膨大な部屋の写真を活用し、テレビ局や雑誌等の各メディアへの写真提供やユーザー紹介などの連携を強化します。これまで、RoomClipの書籍を4冊発売しており、毎月100人以上のユーザーをインテリア雑誌やテレビ局にご紹介しています。またキュレーションサイトなどのネットメディアでRoomClipの写真を活用した記事は既に5000記事を超えています。
今後半年で3冊の書籍の発売が決定しており、さらに増える見通しです。またネットメディア様向けには年内に専用APIの提供開始を予定しています。

※参考:これまでに発売したRoomClip書籍
扶桑社様 RoomClip Style vol.1 RoomClip Style vol.2 RoomClip Style vol.3
学研パブリッシング様 RoomClipのDIYインテリア
4.ユーザーコミュニティの活性化

 オウンドメディアや投稿キャンペーンなどを強化し、ユーザーコミュニティをより活性化します。
11月からはオウンドメディア「RoomClipMag(ルームクリップマグ)」の編集長として、元iemo編集長の徳島久輝氏を起用し、「インテリアや住環境に興味のある人にとって、なくてはならないメディア」作りを行います。
こうした取り組みを通してユーザーコミュニティのエンゲージメントを強化します。