世間ではデジタル仮想空間上での生活へシフトしていこうとする流れもありますが、こんな時代だからこそ、デジタル上で得た情報をもとに実生活を充実させることを大切にしたいと考えています。picolisはたくさんの人に使っていただきたいプラットフォームではありますが、長時間滞在して依存してほしいとは考えていません。picolisはあくまでも立ち寄り場所でありたいのです。だからこそ、簡単に書けて、すぐに読める必要がありました。自分にとって価値ある情報(体験したこと・学んだこと・知ったことやその経緯など)を記録しておくという行為が、結果的に他の人に価値を提供することになる世界にしたいと私たちは考えています。
多くの人々がSNSやテキストメディアを通して情報のアウトプット・インプットをする時代ですが、昨今言われているような一億総表現者時代を果たして本当に迎えているのでしょうか。「文章を書くのは難しいし続けられない」、「写真や動画を上手に撮れない」、「ネガティブな反応が返ってくるのではと不安」など、様々な想いから発信をためらっている人はまだまだいます。誰もが、誰かの役に立つ知識・経験、楽しませるネタなどを何かしら持っていますが、これらが共有されていないことは大変残念なことです。そこで、気軽なアウトプットのきっかけを作ることが必要であると考え、箇条書きだけという制限をあえて設け、ネガティブな評価やコメントする機能を省いたpicolisを開発しました。