コロナ禍において国民はスポーツをする意欲は上がり、軽度の運動の機会は増えましたが、その後意欲が低下し運動不足解消には至っていません(令和2年度スポーツ庁調査より)。本来運動をしたいのだけど、そのうちしなくなる理由として「面倒」と答える人が最も多いようです。これは運動自体を「面倒」と感じてしまい、その行為自体に「面白さ」がないからだと思われます。
我々は、この調査で最も多い運動種類でもある「ウォーキング」に着目し、楽しくウォーキングできれば日常的に運動が続き健康になれるのではないか、と考えスマホアプリ「Beat Runner」を開発しました。
本事業のコアは「Beat Runner」というスマホアプリですが、それを中心に多方面に事業展開を考えています。
・ランニングマシン連携
ランニングマシンの正面に3Dディスプレイを設置します。ランニングマシン上で走ると、スマホアプリが振動を検知しそのデータを3Dディスプレイに繋がれた機会に送信します。3Dディスプレイには、いかにも実際に走っている空間を表示させることで、視覚的に楽しく運動ができます。
・ゲーム連携
「Beat Runner」内でも、ゲームを展開します。ゲームの設定としては「暗闇に包まれてしまった世界を自分が歩くことで、そのエリアを解放する」というコンセプトです。また歩くとポイントが貯まり、そのポイントでアバターの服装や、一緒に走ってくれるペットを購入することができます。
・ARグラス連携
近年中にAppleがARグラスを市場に出すと言われています。本事業はそれを想定し、来るべきAppleのARグラスと連携可能することを前提としています。今後ARグラスが発表されSDKが公開されたと同時に連携することで、市場に対してインパクトを残すことができると確信しています。