当社は、創業10年目の農業法人です。
代表は、上場IT企業退職後、和歌山県で農業を開始しました。
都市近郊型モデルで露地野菜(主に、ハクサイ、キャベツ、タマネギ、キュウリなど)を
年間約20種類を栽培生産をしています。
主な出荷先は、農産物直売所、スーパーマーケットインショップ型直売所、JAなどです。
年商は、約5,000万円です。
農業生産ビジネスは、利益薄利であります。
そのことが、当社の経営課題でもありますが、大きな社会課題でもあると認識しています。
地方の基幹産業である農業は、
労働集約型ローカルビジネスの中心的存在ではありますが、
地方の人手不足、人件費高騰、石油製品などの農業資材高騰、消費税の増税などにより、
ますます、利益薄利の農業生産ビジネスが進むことが予想されます。
農業生産ビジネスは、天候リスク、自然災害リスク、市場原理リスクの3大リスクがありますが、
ヘッジが可能なリスクは、市場原理リスクであります。
その市場原理リスクに着目し、『農産物の流通改革・物流改革・小売改革』をテクノロジーで解決する
Xテック(ハードテック)分野に挑戦したいと考えています。
また、農産物を扱う物流業・小売業にも
下記のようなさまざな事業課題が存在していると予想しています。
01)農産物の料金設定
02)販売代金の料金回収と精算
03)農産物の鮮度チェック
04)農産物の受発注
05)農産物のパッキング業務とピッキング業務
など。
このような各分野の様々な事業課題を解決でき、
1次産業(農家・農業生産ビジネス現場)から、
物流を通して小売業へ農産物がワンストップで運び、ローオペレーション陳列ができ、
受発注と料金回収と支払が可能なSaasとAPPのプラットフォーム開発を
挑戦したいと考えています。