日本には世界水準の研究力がありながら、その技術が現場の課題解決に届いていないケースが数多くあります。一方で、自治体や企業の現場には「AIで何かできるはず」という期待はあっても、何を作るべきか、どう実装すべきかを一緒に考えてくれるパートナーが不足しています。
Yodoラボズを立ち上げたのは、この「研究」と「現場」の間にある溝を埋めたいと考えたからです。共同創業者の二人は、AI研究と経営戦略・事業開発という異なる専門性を持ちながら、共通して「技術は届いて初めて意味がある」という信念を持っています。
大企業の下請けではなく、自治体や企業と対等な立場で課題を共に考え、研究の知見を活かしながら実際に動くものを届ける。そういうチームが日本にもっと必要だと考えています。
私たちは「共創型」のプロジェクト設計を基本としています。一方的にシステムを納品するのではなく、課題の定義段階からパートナーと共に考え、小さく実証し、効果を確認しながら本番運用へ進めます。
技術面では、三つのことを徹底しています。一つ目は、全ての開発を自社チームで行うこと。外注を使わないため、品質管理と柔軟な方向転換が可能です。二つ目は、安全性と説明可能性を重視した設計。特に自治体向けでは、ブラックボックスではなく、判断根拠を説明できるシステムを構築します。三つ目は、研究と実装の一体化。論文で終わらせず、実際の現場で動くシステムとして届けます。
事業成長においては、目先の売上規模よりも、一つ一つの共創実績を積み重ねることを優先しています。信頼できるパートナーとの実績が、次の機会を生むと考えています。