株式会社ロゼッタでウェアラブルグラスの企画をする上で、「できること」「できないこと」がはっきりしてきた。
その中で、ウェアラブルグラスの良さを発揮するには、「ウェアラブルグラスがどちらを向いているか」という情報が「できること」の種類を劇的に増やすことがわかってきた。
具体的には、例えば「道案内をする」「見た建物や店の情報をリアルタイムに表示する」「目の前にいる人とリアルタイムにペアリングして会話する」「そこにいるかのようにキャラクターを表示する」と言った機能である。
これらの技術についてはまだその必要性すら認識されていない状況にある。特許出願済みの方位推定システムを用いて、方位推定を提供する事業に挑戦してみたいと考えた。
画像認識AI、GPS、磁気センサ、ジャイロセンサを用いた方位推定を行うAPIを提供する。各ウェアラブルグラスがAPIを呼び出すと、撮影画像、座標、ジャイロセンサ値、磁気センサ値を送信し、3°以下の誤差で方位情報を受け取る。料金は1ユーザーあたり月額5ドルとなる。