社会問題について考え、様々な取り組みを行うBar&GuestHouseにて様々な分野の社会問題のプロジェクトを企画運営に取り組んでいます。
ファッションロス問題の中、日本で一人当たり平均、毎年10キロの服を購入し9キロの服を廃棄しているという現状を知り、解決策としては、ファッションの楽しみ方、服に対するイメージに新しい価値付けが必要であると感じ、この事業を行うことになりました。ファッションロス問題を解決するために、ファッションを楽しむ消費者一人一人が消費行動を変えていけるサービスやリテラシーの向上を図れる環境づくりを実践していき、服を消費しすぎないライフスタイルの提案として服に対する新しい価値付けのサービス、システムを創ります。
現在、運営しているBar&GuestHouseで環境負荷を減らす為の取り組みとして、廃棄される服の循環させるイベント(服の交換会)を定期的に開催しています。
1.交換制の服の循環サービスを店舗として運営(定額制1000円〜)カフェも併設します
利用者がこれまで大切に着ていた服や不要になった服にエピソードタグ(その服を所有していた方の服に対する思い入れやストーリーを書いたタグをつけ、リユース製品として店頭に並べます。服に対する思い入れを新しく服を着る人が感じ取れる仕組みを取り入れます。
2.リユースが難しい衣服の活用方法
主にリユース製品を扱っていきますが、中にはなかなか手に取られない服(サイズが合わない、デザイン性)が集まってきます。こういった衣服は、「リメイク」(シミ、汚れなどが付いている服は染めたり、デザインプリントを施し販売)や「アップサイクル」(ソファや絨毯など衣服から作る家具の販売)、「リサイクル」(服を資源とした新たな服を作り販売)など環境に配慮した服などにアレンジを施し販売を行なっていきます。
3.コミュニティづくり
コミュニティを生むことでコンセプトに共感している人達との交流ができ、服に対しての思い入れにより恩送り的な循環ができます。また環境に配慮された服の循環システムにより廃棄の削減や資源の枯渇を抑制することができます。