私はヘルスコンサルティング業の一環で、森林浴の香りをアロマセラピーをでブレンドし「バイオフィリックデザイン」という空間デザイン手法をオフィスや人が集まる環境に用いて、日々の暮らしの中で感じる負荷を減少させ、モチベーションとパフォーマンスを向上させる取り組みを行っています。私が用いるアロマの精油は植物から抽出されます。サンダルウッドなど樹木由来の精油は、長年かけて成長した木を1本丸ごと伐採し、精油を抽出しています。東南アジア諸国では乱獲が進みサンダルウッドの精油が入手困難となりました。
COVIT19の影響で、ヘルスケア分野に取り組む企業や個人が増え、漢方薬やアロマセラピーのニーズが高まっていますが、一方で自然由来成分が供給不足となり、偽物が多く出回っている現状です。
持続可能性な社会が求められているにもかかわらず健康増進のため自然破壊に貢献するのは人間の傲慢ではないかと考えはじめました。そこで過疎化が進む森林保有の町から販売されている伐採木から抽出した精油を使用し、サステナビリティなブランディングの価値を高めるメーカーのコンサルティング業を行うようになりました。