私たちが「道の駅Cacaoプロジェクト」を始めた理由は、年齢・性別・国籍・障がいの有無にかかわらず、各人が役割を楽しみながら『普通に働けば』、困窮や孤独から遠ざかれる地域社会をつくるためです。
カカオは「育てる→学ぶ→つくる→売る」という工程が一年を通じて公開でき、苗の手入れ、温室見守り、手授粉、清掃、ラベル作成、データ入力、SNS発信、接客など多様で負担の幅がある仕事を生みます。体力や得意に合わせて工程を細分化でき、段階的な訓練や評価を実施することができます。
発酵・焙煎・販売で生まれた価値は地域に循環し、関わった人の名をロットに刻む『見える仕事』が、自身と自身の故郷とに誇りとつながりを生みます。
道の駅という開かれた公共空間で、継続的な雇用・学び・交流の場を育てる。それが、私たちがカカオ栽培に目をつけ、プロジェクトを立ち上げた理由です。