EduVateのポイント
<EduVateのサービスについて>
コンセプトは、”幼児向け「学びの百貨店」”です。
保育施設及び幼児を持つ保護者を対象に、様々な習い事メニューを揃え、習い事の講師マッチングサービスを行ないます。当サービスを活用してもらうことにより、保育施設が子ども達に提供する習い事のメニューの増加及び運営サポートしていきます。
このサービスの習い事メニューの特徴は、幼児を対象としたEQ(こころの知能指数)の向上を柱としています。
昨今では、「IQの高い人が必ずしも成功せず、自制・熱意・忍耐・意欲などを含めた心の知能指数(EQ)を高めることによって、もって生まれたIQをより豊かに発揮させ、成功する」ことが分かってきました。そしてEQが最も発達するのが幼児期だということも長年の追跡調査で明らかになっています。
では、EQを高めるような活動をどう展開したらいいのでしょうか?
私たちは、ハーバード教育大学院が作った子ども向けの思考学習法「Visible Thinking」のフレームワーク「See Think Wonder」を、EduVateが揃える習い事に組み込んで行きます。
「See」とは”注意深く観察する”、「Think」は、”観察した上で、どういう意味があるかを考える”、「Wonder」は”考えた背景を考える、疑問などをみる、感想を言う”というステップです。
ただ単に、様々な習い事をするのではなく、毎回のクラスで、「See Think Wonder」の枠組みで、学びを深め・言語化するステップを踏む環境を提供します。
そうすることで、「親の目を見て、ちゃんと自分のことが説明できるようになる」「自分の好き嫌いを自分の言葉でしゃべってくれる」 が出来る子の育成を目指します。
習い事メニュー(参考)
○文
論語
煎茶道
書道
英会話
ソロバン
囲碁
プログラミング
○武
チャンバラ
剣道
キッズダンス
体操
※また、習い事は通年を通じて提供するものばかりではなく、パッケージも検討しています
例)日本文化パッケージ (チャンバラ、煎茶道、華道、囲碁)
⇒それぞれ3ヶ月間習えて、子どもの好きを見極めらる機会の提供。
(親にとっても無駄な投資をなくすことができます)
<このサービスを考えた経緯>
“なぜ、みな大人(就職活動をする時期)になってから、「自分は何が好きで、何を目指すのか」を考えるのか”。
つまり“なぜ、大人になってから志を考えるのか”という社会課題を私たちは持ちました。
子どもの頃から「英語を習わないと!」という感覚と同じぐらいに、「自分は何が好きで、何がしたいのか?」を見つめることをしないのか。
それは、子どもの頃から、自己認識をする環境が整っていない、あるいはその仕方を教えてもらっていないからだと私たちは考えています。
先述の通り、最近の学説でも自立性などEQ(心の知能指数)の能力が一番高まるのが、幼児期だということが分かってきました。そこで幼児期からEQを高めるような刺激を与えたら、子どもの時から「自分は何が好きで、何を目指すのか」を考える習慣が身につくのではないかというものです。
そしてEQを高めた子どもの方が、IQを高めるよりも、社会的に成功する確率が高い事が、ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・J・ヘックマン氏による40年もの追跡調査で明らかになりました。
また、ことは幼児教育なので、中々変革できるものではありません。
そこで目を付けたのが、保育施設での習い事です。
幼児教育は今、百年に一度の変革期を迎えていると言われています。
幼保の一体化、待機児童解消、子育て支援、学校種間の連携や小学校との接続等の課題が山積している中で、今までの体制とは違うものが要求されています。認可保育園等は補助金で運営されていますが、民営化の兆しもあり、自身で稼ぐ必要に今後は迫られてくるでしょう。
そこで、保育だけでなく「教育」にも力を入れてくると仮説立て、保育施設向けの「習い事」(保育園の収益の柱)として、我々の取り組みを提供できれば、大きな変革が促せるのではないかと考えています。