<全国賃貸住宅新聞>4/13号に大和ハウスパーキング社と共同発表したプレスリリースが取り上げられました
ハッチ・ワーク(東京都港区)は開発したクラウド月極駐車場管理システム『月極パートナーシステム』の本格稼働を開始し、大和ハウスパーキング(東京都大田区)が1日、全国の月極駐車場に導入した。
大和ハウスパーキングが全国で導入
『月極パートナーシステム』は利用者が駐車場の検索から募集、契約、決済までをオンラインで完結させることができるサービスだ。同システムは月極駐車場の集客を増やしながら、管理業務の自動化と削減を行い、収益を最大化する。
同システムでできることは主に九つ。集客業務(ウェブ募集の自動化、電話対応)、契約代行(申し込み、審査、契約、請求)、オンライン契約、滞納保証(滞納時100%立て替え)、空き待ち予約(看板とウェブによる自動受け付け)、月極専門カスタマーセンター(電話によるトラブル対応、各管理会社専属スタッフ・専用ダイヤルを用意)、QRコード付き募集看板(現地からスマートフォン申し込み)、シェアリング企業との自動連携(空き埋まり連絡の自動化)、クラウド管理画面による報告書自動化だ。
以上のような一連のサービスをパッケージで提供するのは、同社が駐車場業界初となるという。
特に注目すべきサービスは、駐車場業界初の空き待ち予約システム『アキマチ』。駐車場が満車でも、『アキマチ』により、駐車場契約希望者の希望条件の駐車場が空いた際に通知するというサービスだ。
今回導入を決めた大和ハウスパーキングは『アキマチ』を2019年4月からテスト導入し、20年2月末までに31件成約。こうした実績を踏まえ、大和ハウスパーキングでは管理する全国4600台の月極駐車場に対して一斉に本格導入することを決定した。月極駐車場のオンライン契約では、駐車場業界最大級の規模となる。
「本システムは契約希望者の利便性向上と、同時に契約までの手続きを最大95%自動化できる。今後も月極駐車場管理に悩んでいる管理会社との提携を進めていきたい」とハッチ・ワークの増田知平社長は話す。同社では20年以内に『月極パートナーシステム』の導入数3万台を目指す。