2004年、歯科技工所開設。
2011年、結婚式直前に震災により家屋及び事業所全壊(半壊の後に最終的に全壊扱い)、事業所移転(私はテナントで寝袋で生活、風呂だけアパート)及びアパート(妻)と仮設住宅(母)にて生活※広いアパートを安く借りられなかったので別々に生活。
2013年4月、工務店のトラブルで工期が半年遅れたが事業所併設の新居完成。しかし、相変わらずテナントで寝袋生活。新しい事業所にもまだ設備は何もない。
2013年11月、設備融資が通る。
2014年2月、新しい事業所に最新設備がすべて届き試運転。そこで初めて事業所の欠陥に気付く。最低300A必要なのに何故か家庭用の50Aの分電盤。ブレーカーがすぐ落ちるので最新設備が何も使用できない。
追加工事の見積もりは600万円。残りの運転資金は300万円。金融機関をめぐったが、追加融資は受けられず。
運転資金全額の範囲で工事を依頼。
2014年7月、工事完了。
2014年8月末、工事期間中に設備を保管していた貸倉庫から設備を異動。
2014年9月、営業用のサンプル模型及びカタログ完成。事業開始以来初めての営業活動開始。同時に再び金融機関をめぐる。
現在、融資によって導入された設備はまだ稼働していない。融資によって導入した3Dプリンターの造形物を歯科技工の技術で「変形させない」と言う知的財産権(特許)出願書類完成(※通常は3Dプリンターの造形物はサポート材の除去時に大きく変形してしまう)。
歯科技工の技術(金属、樹脂、セラミック、シリコン、石膏の精密加工と各素材の複合物の精密加工及び各素材の置換加工技術)と最新の3Dプリンターを融合させた新しいモノづくりをしようと思ったが、運転資金が調達できず、身動きがとれない。
個人事業主