アイデアソンとハッカソンの違いについて解説

オープンイノベーションの手法のひとつとして、「アイデアソン」や「ハッカソン」が近年日本でも注目されています。

アイデアソン

「アイデアソン」とは、アイデアとマラソンをかけ合わせた造語で新たなアイデアの創出を目的とした短期間で実施するプログラムです。

プログラムは多様な参加者が、設定された目的やテーマについて短期間でアイデアを出し合い、アイデアの優先順位の協議の実施をして、具現化を見据えた採択を目指します。

アイデアソンは、主に以下の内容で実施します。

「ハッカソン」は、ハックとマラソンをかけ合わせた造語で”アイデアと技術”を組みあわせた開発を短期間で実施するイベント形式のプログラムです。新たなサービスや機能、アイデアの種の発掘を目的に実施します。

開発に必要なスキルを持つエンジニア、デザイナー、マーケターなどがチームを作り、設定された目的やテーマについてサービス・アプリケーション・システムなどを短期間（1日～1週間程度）に集中して開発（プロトタイプ）をして成果を競います。

ハッカソンは主に以下の内容で実施します。

アイデアソンとハッカソンは良く似ているプログラム（イベント）ですが、アイデアソンはプランニングをメインとしており、ハッカソンはテクノロジーの知見があり開発までを目的としているなどの違いがあります。

スタートアップとできること

新しい技術やアイデアを持つスタートアップと一緒にできることがあります。
それは一緒に事業を創り出すこと。
オープンイノベーションがトレンドになりつつある現在、企業とスタートアップの共創はどんどん増加しています。