私の所属する大手電気メーカはコモディティ化の競争にさらされ、
非常に苦しい戦いを強いられていました。
しかし、経営層は商品価値を見直すことはなく、他社と同じ既存スペックの価値軸で戦う戦略を辞めませんでした。
結果的に事業は徐々に衰退し破綻しました。
この経験の中で
なぜ経営層は、自ら商品価値を定義することを放棄し、他人の価値軸でしか戦えないのかを考えるようになりました。
既に決まった価値軸に従うことはすごく楽で、すごく甘い誘惑ですが、その世界で勝てるのはシェアトップの企業です。
同じルールで「よーいどん」したら、勝つのは人や金を一番投下した企業です。
経営層は価値と向き合っていなかったのです。
新しい価値軸は検索してもコンサルに頼んでも出てきません。
自分の中の価値観が創造性を形成するのです。
自分の中で問いを考え、他社の視点をもらいながら徹底的に価値を考え抜く必要があります。
創造性を創造するには自分の頭の中にアクセスする手段が必要です。
Q&Qは自らの問いに他人から質問してもらいながら、自分の思考を徹底的に鍛え抜くサービスです。
Q&Qのビジョンは主体性を創造し社会価値を生むことです。
価値とはなにか? 価値とは希少性です。
希少性を生む方法は既存価値と差異化と新規価値の創造の2種類があります。
既存価値の差異化とは、既に世の中に認められている価値の中で差を出すことです。
レッドオーシャンで競合と不毛なスペック競争をする闘い方です
新規価値の創造とは、まだ世の中に認められていない価値を打ち出すことです。
ブルーオーシャンで競争を避け、自分自身の新たなポジションを確立することです。
あなたが業界トップ企業でないならこの戦略が求められます。
どうすれば、新規価値を創造できるでしょうか?
これには、他人を模倣することを脱して、自分自身を深めていく必要があります。
インターネットの発展により知識は共有され、ますます他人の知識を模倣しやすい環境が整っていますが、
そこにあなたの正解・創造性はありません。
創造性はあなた自身から発生した問いを、周囲の手を借りながら磨いていくことで洗練されるのです。
Q&QでQnQTreeのグラフ化によりあなたの問いを他者からの質問によってどんどん深めていきます。(特許出願済)