ストレス分析サービス及びストレス緩和因子
食品・サプリメント成分のストレス緩和活性を測定します
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サービス紹介文

再び猛暑が危惧されるシーズンが到来した。地球温暖化に代表される近年の自然環境の変化のみならず複雑化する社会生活に起因する多様なストレスが齎す健康への影響は深刻化の一途を辿っている。それ故、『ストレス緩和(耐性付与)』に有効な食品成分(サプリメント)は現代人にとって大きな関心事であり、その開発は今後益々盛んになる分野と予想される。一方、2005年の「動物の愛護及び管理に関する法律」(以下、動物愛護管理法)改正を受け、近年、動物愛護の観点から脊椎動物(特に、哺乳類)を用いるストレス実験は厳しい規制の下に置かれている。したがって、急務のはずの「動物へのストレス作用の分析」に、マウスを始め哺乳類を用いる実験は現在非常に厳しい制約があり、その傾向は今後一層に厳格化されることは間違いない。本分析サービスは、こうした「ストレスによる生理的影響の評価」に、実験動物として(動物愛護管理法の制約を受けない)昆虫を用い、高い分析精度を保証しつつ、迅速且つ安価な分析を保証する。本協業案は、こうした昆虫分析サービスの展開と、更に、当該ストレス分析法を用いて新規に同定したストレス緩和物質・N-アセチルチロシンの有効利用が重要な柱となる。以下にそれぞれについて詳細を記す。
1)昆虫ストレス分析サービスに関しては、健康食品・サプリメント候補サンプルのストレス緩和や抵抗性増強効果を、昆虫の幼虫を用いて低コストかつ短期間の生死判定試験によって評価できる点がセールスポイントとなる。更に、これまでの一連の分析結果によって、昆虫と哺乳類との共通性が確認できている。即ち、哺乳類においてストレス緩和効果が化学的に実証されている成分については、昆虫においてもほぼその効果が確認された。したがって、昆虫ストレス分析法は、従来マウス等を用いて遂行されて来たストレス分析法の簡便な代替法としての活用が期待される。また、オプションの分析依頼も可能とし、ストレス耐性の鍵を握る各種遺伝子(熱ショックタンパク質,抗酸化酵素遺伝子などやその上流の転写調節因子遺伝子)の発現レベルの変化に関する正確な定量測定も提供し得る。さらに、第2のオプション分析として、ストレス緩和効果を示す食品成分から、主たる生理活性因子の単離・構造決定の依頼も受ける。
2)上記の昆虫ストレス分析法によって私たちが新規に同定したN-アセチルチロシンは注射や摂食による投与によって、蛾類(カイコ、アワヨトウ、ハスモンヨトウなど)、キイロショウジョウバエや西洋ミツバチなど幅広い種類の昆虫に対してストレス増強(緩和)作用を示すことを証明した。しかも、この効果は、マウスにおいてもその経口投与によっても類似の生理活性を示す事を実証した。また、昆虫類、マウス、ヒトの血液中にはN-アセチルチロシンが存在しており、熱ストレスによって農度上昇することも確認できている。即ち、こうした一連の研究結果は、N-アセチルチロシンがストレスに晒された動物の血液中で濃度上昇し、(その後の)ストレスに対する抵抗性を付与する抗ストレス(ストレス緩和)生理活性因子である可能性を強く示唆する結果と解釈できる。我々の研究知見を利用する方法は大きく以下の2つが考えられる。
a) N-アセチルチロシンをサプリメント成分として利用する。例えば、清涼飲料水等に添加することによって、熱中症予防効果のある高機能商品を開発・販売する。また、医薬品として、外科手術の麻酔剤に添加することにより、手術による物理的ストレス由来の悪影響を軽減することができる。
b) ヒトにおける負荷ストレス量と血液中N-アセチルチロシン濃度の相関を正確に分析・把握した上で、新規ストレステスト法として利用する。

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担当者様、こんにちは。 プロフィールを拝見させていだだき、○○の部分にとても興味を持ちました。 もう少し詳しくお話していただくことは可能でしょうか? よろしくお願いします。
担当者様、こんにちは。 私も○○のようなサービスを運営しているのですが ぜひ、一度お会いして情報交換などできないかと思いメッセージさせていただきました。 よろしくお願いします。