高出力で安全・長寿命な超小型グラフェンスーパーキャパシタ
IoT対応機器やウェアラブルデバイスは巨大産業への成長が期待されている。普及のカギは電源技術であり、小型軽量、安全性、急速充放電特性が求めらる。グラフェンに基づく高エネルギー密度の蓄電技術と高度精密加工技術により超小型グラフェンスーパーキャパシタを実現する。
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サービス紹介文

キャパシタはわずか数秒で充電したり、逆にためた電気を高速に取りだすことができます。また、劣化しづらく長寿命で発火の危険がないという数多くの長所を持っていますが、エネルギー密度の低さが大規模普及の妨げとなってきました。既存のキャパシタの電極材料に使われている活性炭を、グラフェン複合材に置き換えることでエネルギー密度の大幅な向上を実現したのが弊社のグラフェンスーパーキャパシタです。
IoTや人のインターネット(Internet of Human, IoH)を実現する機器の電源を応用先として考えています。ウェアラブル機器は、見た目の美しさ(審美性)も重要であり、機器を構成するパーツには小型であることが求められます。同時に、長時間の駆動、通信時における高速な放電も必要となり、さらには身に着けるものであるがゆえに高い安全性は大前提です。従来のキャパシタは安全で高速な放電も可能でしたが、エネルギー密度が低く、適用が限定的でした。高エネルギー密度を実現した私たちのグラフェンスーパーキャパシタを適用することで機器の可能性を拡張することができると考えています。

なぜやっているのか

機能性炭素材料であるグラフェン複合材料をコアとして研究を展開してきました。長年、物質・材料研究機構において研究に従事し、国の大型プロジェクトや大手企業との共同研究を進めてきました。国の大型プロジェクトでは、低炭素化への寄与が大きい市場への大型用途としての導入を期待され、大手企業は、最初から大量生産を目指していました。しかし、高性能なものを品質のばらつきなく大量に生産するのは難しく、グラフェン複合材料をいち早く社会で役立てたいという思いから、少量生産ながらも性能を最大限に発揮できる小型製品の製造・販売を目指そうと起業に踏み切りました。

どうやっているのか

現在、NEDOからの補助事業を受け、グラフェンの量産基盤技術の開発を行っています。また、経産省からの補助事業を受け、超小型キャパシタの製造装置の開発に取り組んでいます。NEDOのマッチング支援なども受けており、ユーザー企業候補様、協業して製造に取り組んでいただける企業様を模索しています。アカデミア発の技術を社会に届けるため、事業会社にて十分な経験を有しているOBを複数名雇用し、物質・材料研究機構の研究員なども雇用するなどして、先端技術の社会実装に向けて研究開発に取り組んでいます。

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担当者様、こんにちは。 プロフィールを拝見させていだだき、○○の部分にとても興味を持ちました。 もう少し詳しくお話していただくことは可能でしょうか? よろしくお願いします。
担当者様、こんにちは。 私も○○のようなサービスを運営しているのですが ぜひ、一度お会いして情報交換などできないかと思いメッセージさせていただきました。 よろしくお願いします。