日本農業が抱える根深い課題の解決への突破口となり得る革新的な農業技術の開発と実証に多くの時間を注いできた結果、水田環境の地力循環エコシステムに則った完全循環型の水稲栽培技術の確立に成功し、実証を続けている。
流域循環農業の最適化を達成するためのシステムの開発と、それを活用し、10年以内にグループ耕作規模500haでの有効性の実証を目指している。
山川海の流域循環という自然の恒常機能と治山治水利水排水の土木技術の恩恵を受けて農業は成立しているという事実に基づき、ホームグラウンドである愛媛県の重信川流域をフィールドに、『wise up』『waguri plus』と連携し流域循環農業の社会実装を担当している。